「動物由来感染症ハンドブック2019」の紹介

掲載日:2020.01.06

動物由来感染症とは動物からヒトに感染する病気の総称です。獣医学領域では人獣共通感染症と呼ぶことが多いのですが、動物が保有する多くの病原体はヒトに感染するため、厚生労働省では動物由来感染症という言葉を使っています。この動物には、伴侶動物(ペット)や家畜、野生動物、あるいは動物園で飼育される展示動物が含まれます。それぞれの動物には共通する病原体や、特徴的な病原体を保有することがあり、動物ごとに異なる対策が取られています。今般、厚生労働省は標記の「動物由来感染症ハンドブック2019」を刊行しました。今回は主にイヌやネコ由来の主な感染症や、カメなどの爬虫類由来、鳥由来の感染症を取り上げており、伴侶動物の飼育者にとって有用な情報が満載されています。また、表現も誰でもが理解できるように工夫されており、動物を飼育する方にとって必需の冊子と思います。また、動物を飼育するに当たって、飼い主が日常生活で注意する事項についても言及されており、これらの注意点を守って素晴らしい伴侶動物との生活を楽しんでいただきたいと思います。さらに海外で注意すべき動物由来感染症や注意点も記載されており、海外旅行前に一読を勧めます。冊子は以下のURLから入手できますので、是非とも伴侶動物を飼育されている方、これから飼育を考えている方にお勧めの冊子です。

 

動物由来感染症ハンドブック2019-動物由来感染症から身を守ろう!
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000484120.pdf