【論文掲載】Closely related methicillin-resistant Staphylococcus aureus isolates from retail meat, cows with mastitis, and humans in Japan

掲載日:2018.01.09

当センター田村が責任著者による研究論文、「Closely related methicillin-resistant Staphylococcus aureus isolates from retail meat, cows with mastitis, and humans in Japan(日本における食肉、乳房炎の牛及びヒトから分離されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の緊密な関係)」がPLOS ONE誌に掲載されました。要旨は以下の通りです。

<要旨>
動物とヒトとの間のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)伝播に食肉が関連するかを明らかにするため、食肉からの分離菌(n=8)と牛の乳房炎由来菌(n=7)およびヒト由来菌(n=100)について遺伝子型、病原遺伝子の有無、薬剤感受性を調べ比較した。その結果、牛の由来は不明ながら、食肉、牛およびヒトとの間においてヒトで蔓延する市中感染型MRSA(CA-MRSA)が循環していることが示唆された。このことは現在、市中のみならず病院でも増加傾向にあるCA-MRSAが生態系で拡散していることを示している。