薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2017が公表

掲載日:2017.10.20

厚生労働省から「薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2017」が公表されました(平成29年10月18日付け)。これは2016年4月に発出された我が国のAMRアクション・プランに基づいて、医療、獣医療、環境の耐性菌に関わる専門家によるAMRワンヘルス動向調査検討会(委員長:渡邊治雄国際医療福祉大学大学院教授)の年次報告書になります。検討会ではAMRワンヘルス動向調査に係る技術的検討を行うことを目的としています。今年度は各分野での動向調査成績をまとめたもので、医療(医薬品)、獣医療(医薬品と飼料添加物)、環境(農薬)での抗菌薬の使用量や耐性菌の出現状況について包括的にまとめられたので、これまでに類を見ない画期的な内容となっています。これを一読すると現在の日本全体でのAMRに対する取り組み状況が把握できるものと思います。また、報告書では今後の展望にも言及しており、次年度以降にはより具体的な技術的検討が行われる予定です。